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誰しもの背中を押せるような、

誰にでも寄り添えるような、そんな応援歌を書きたくて作詞しました。

 

でも、「頑張れ」という言葉が、

時にはとても冷たくて、無神経な刃物になりかねない事も、なんとなくわかっていて

 

その「頑張れ」という言葉に絡め取られてしまった人たちと

大切な誰かを失ってしまった、重い呪縛に苛まれている人たちの心が

少しでも軽くなるような言葉を残したくもあって。

 

その結果、ダブルミーニングという形で

「生きて欲しい」という願いと

「生ききった結果、死にゆく人の輝き」

という、両者の気持ちをわたしなり詰め込んだのが、この『七生ロマンス』です。

 

自身が助けられなかった方への後悔と懺悔の気持ちも、

実は、ほんの少しだけ埋め込んでいます。

 

この言葉には「魂は七回(七つの道を)生まれ変わる」というような意味があるのですが、

生まれ変わる事を、誰しもが望んでいるわけでもないのだと思います。

 

それでも、神様は必要であれば、人をまたこの世に送り出すのかもしれない。

その度に、人は理不尽と不幸と幸福を繰り返して、寝て起きてを繰り返すのかもしれない。

そのループに従うしかないのであれば、

「適度にご自愛」という気持ちを大切にしつつ、

「みんなには優しく」生きていきたいなあ、と思う今日この頃なのでした。

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